【2020】トゥーンレンダリングとは?対応ソフト5選&レンダラー2選


by Render Pool

4月 20, 2020

トゥーンレンダリングについてお調べでしょうか?

業務や趣味で3DCGや動画編集、DTM (楽曲制作)をする場合、さまざまな種類のレンダリングがあります。

トゥーンレンダリングはその一つです。

ここでは、トゥーンレンダリングについてやそれ以外のレンダリング、トゥーンレンダリング対応ソフトやレンダラーについて紹介していきます。

レンダリングとは

レンダリングとは、3DCGなどを制作する際にパソコンやコンピュータで行う変換処理のことです。

英語では「rendering」と表記し、CG業界、映画や映像の制作、音楽業界で利用されている用語です。

 

3DCGでは最初にモデリングと呼ばれる作業を行います。

それだけだと「線で立体を表しただけ」の状態になっており、より現実的な画像とするためにレンダリング処理をします。

レンダリングによってCGを現実世界の物質のように表現したり、写真のような質感を表現することができます。

 

テレビや映画業界でもレンダリングが行われます。

最近では映画の一部にCGが使われることも増えましたし、作品によってはすべてがCGアニメで構成されているものもあります。

また、文字などを合成した動画を制作する際もレンダリング処理があります。

 

DTMや音楽業界でもレンダリング作業があります。

ヒット曲やマイナー曲を問わずDAW(音楽制作ソフト)でレンダリングを行い通常の1曲の音楽ファイルとして書き出されます。

トゥーンレンダリングとは

トゥーンレンダリングとは、前述したレンダリング処理の一つであり、CGをあえて2Dのように見せる方法です。

3DCGは、基本的には「より立体的に」「より現実的に」、写真のように綺麗なイメージに処理することが多いです。

 

しかし、トゥーンレンダリングはそうではなく、アニメのようなCGを生成できます。

この特徴から、有名なゲーム、映画、アニメなどに採用されています。

ゲームでは、

  • 桃太郎電鉄
  • ポケットモンスター
  • ゼルダの伝説
  • ドラゴンボール
  • ドラゴンクエスト

といった名だたる作品の一部に、トゥーンレンダリングが使われています。

アニメでは、

  • NARUTO
  • ガンダム
  • ワンピース
  • トランスフォーマー
  • 名探偵コナン
  • 星のカービー

など、こちらも人気のある作品の一部に採用されています。

トゥーンレンダリング以外のレンダリング

レンダリングは、トゥーンレンダリング以外にも種類があります。

ここでは、レンダリングの種類を紹介していきましょう。

①レイトレーシング

レイトレーシングは、3DCG業界など現代のクリエイティブな現場では頻繁に利用されるレンダリングです。

より現実的で綺麗なイメージを表現する場合に使用します。

細かい表現を処理しようとすると、レンダリングにかかる時間は長くなります。

②スキャンライン

スキャンラインとは日本語では「走査線」を意味します。

透けた画像の表現がしやすいレンダリングです。

前述したレイトレーシングと比べると画像は劣ります。

ただ、その分レンダリングにかかる時間が短くなります。

③ラジオシティー

ラジオシティーは、「間接的な光」を表現できるレンダリング方法です。

レイトレーシングは、「直接的な光」を表現するレンダリングですが、ラジオシティーは直接的な光にプラスして間接的な光を計算します。

そのため、レイトレーシングよりも実写のような綺麗なイメージを表現できます。

レンダリングにかかる時間は長くなります。

トゥーンレンダリング対応ソフト

PCやコンピュータでトゥーンレンダリング処理をするには、対応したソフトを用意する必要があります。

ここでは、対応ソフトを5つ紹介します。

対応ソフト①:Maya

Maya

出典:Maya

 

Mayaは、3DCGでは定番と言えるソフトです。

Windows、Mac両方に対応しています。

総合ソフトであり、トゥーンレンダリングを含めたレンダリング、モデリングなどに対応しています。

 

多くのプロの現場で利用されているため、3DCGソフトに迷った場合はMayaがおすすめです。

採用している事務所やクリエイターが多いため、操作に困った場合も相談しやすいというメリットがあります。

Mayaには、トゥーンレンダリングが標準で搭載されています。

対応ソフト②:Modo

MODO

出典:Modo

 

Modoも、トゥーンレンダリングに対応した総合3DCGソフトです。

イギリスの企業が販売しています。

 

元々、Modoはモデリングの作業に特化したソフトです。

しかし、近年では総合型のソフトだと言えます。

価格がリーズナブルのため、比較的導入しやすいトゥーンレンダリング対応ソフトです。

Modoにも、トゥーンレンダリングの機能が標準搭載されています。

対応ソフト③:3DS Max

3DS Max

出典:3DS Max

 

3DS Maxは、Mayaと同じメーカーである「Autodesk社」が販売するトゥーンレンダリング対応総合3DCGソフトです。

アニメ制作やデザイン事務所、建築事務所などクリエイターやアーティストが幅広く利用できるソフトです。

3DS Maxには、トゥーンレンダリングの機能が標準で搭載されています。

対応ソフト④:Cinema 4D

Cinema 4D

出典:Cinema 4D

 

Cinema 4Dは、ドイツのメーカーが販売している総合型の3DCGソフトです。

「C4D」という呼ばれ方をしています。アニメーション、モデリング、レンダリングに対応しています。

Cinema 4Dには、トゥーンレンダリングの機能が標準で搭載されています

対応ソフト⑤:Blender

Blender

出典:Blender

 

Blenderは、トゥーンレンダリングに対応している上に、無償で利用できる3DCG総合ソフトです。

オープンソースで開発されています。

フリーソフトながら、高機能を備えているためプロの現場でも利用されています。

アニメーション、モデリング、レンダリングに対応しています。

Blenderには、トゥーンレンダリングの機能が標準で搭載されています。

トゥーンレンダリング対応レンダラー

トゥーンレンダリングには、対応したレンダラー(レンダリングエンジンや追加プラグイン)が必要になります。

ここでは、対応レンダラーをご案内します。

対応レンダラー①:Arnold

Arnold

出典:Arnold

 

Arnoldはレンダラーの一つで、トゥーンレンダリングに対応しています。

レイトレーシングのレンダリングエンジンです。

同レンダラーのToonシェーダを使用すると、トゥーンレンダリング処理ができます。

対応レンダラー②:Pencil+

Pencil+

出典:Pencil+

 

Pencil+は、Mayaと3DS Maxに対応したレンダラーです。

色鉛筆やペンで描いたようなCGを表現することができるトゥーンレンダリング対応プラグインです。

トゥーンレンダリングを高速にするには

トゥーンレンダリングを高速化するには、PCをより高性能なものに変更する方法などがあります。

ただ、PCにGPUやCPU、メモリを増設するには非常に高額になる場合があり、また手間もかかります。

 

その場合、「クラウド型レンダリングサービス」を利用する方法があります。

クラウド型レンダリングサービスとは、インターネットの向こう側に数百台などのレンダリング用コンピュータが用意されており、CPUなどを高額なものに載せ替えしなくても、レンダリングのスピードを大幅にアップできます。

トゥーンレンダリング高速化の一つの方法としておすすめです。

まとめ

トゥーンレンダリングについて解説しました。

レンダリングは処理に時間がかかることが多く、業務効率化のために高速化しようとすると非常に費用や手間がかかります。

 

Render Pool(レンダープール)では、1,000台以上のGPUサーバーを用意しており、場合によっては何時間もかかるレンダリングを数分に短縮できます。

また、1クリックでの簡単なアップロードにも対応しています。

ぜひ、快適なレンダリングをお楽しみください。