【2020】レンダーファームとは?クラウドレンダリングサービスの利用がおすすめ


by Render Pool

4月 8, 2020

みなさんは、レンダーファームについての情報をお探しでしょうか?

業務や趣味でレンダリングを行うには、必要スペックのパソコンを揃えたり、独自でサーバーを構築したり、クラウドのレンダリングサービスを利用したりする方法があります。

ここでは、レンダーファームについて解説し、レンダリング用のサーバー、クラウドのレンダリングサービスについても紹介します。

レンダーファームとは?

レンダーファームとは、3DCG業界や映画業界などの方が作業効率化に利用できる、レンダリング専用のPCやコンピューターを複数台接続し「クラスター」と呼ばれる状態になったコンピューター群のことです。

レンダーファームでは、「サーバー」と呼ばれるコンピューターが利用されています。

一方、レンダリングとは、

  • 3DCG制作
  • 動画編集
  • DTM音楽制作

を行う際にPCやコンピュータを使って制作したイメージや作品を処理する作業を意味します。

3DCGでは、モデリングで制作したイメージに質感を出したり、DTM音楽制作では楽曲を一つのファイルにまとめる処理をレンダリングと呼びます。

アメリカと日本のレンダーファーム

アメリカでは、「クラウド型レンダーファーム」と呼ばれるレンダリングサービスが数多く提供されています。

ハリウッド映画など、アメリカの3DCG映像業界は大型の予算の案件が多くレンダリングサービスに予算を回しやすいためです。

一方で、日本国内の映画業界などはアメリカに比べると予算規模が小さいですが、レンダーファームはこれからの発展が期待できます。

  • CGなどを含んだ日本の映画が海外で好評を得ている
  • インターネットによって各業界の国際化が進んでいる
  • 音楽PVで3DCGが利用されている
  • 日本で制作されたアニメーションが動画サイトなどを通じて多くの視聴者に届けられている

など、レンダリングを利用する業界のビジネスチャンスは今後も拡大することが期待できます。

そのため、レンダーファームを積極的に導入していくことはおすすめです。

レンダリングに必要なPCスペック

デザイン事務所などでイメージのレンダリングを行うと、画像処理をするのに非常に時間がかかります。

レンダリングを高速に行うには、かなり高スペックのパソコンやコンピューターを購入して揃えるか、サーバーを導入してレンダーファームを独自に構築する必要があります。

ここでは、レンダリング高速化のためのPCやサーバーのパーツやスペック情報を5つに分けて解説します。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. SSD
  4. GPU
  5. 電源

スペック①:CPU

レンダリング高速化に必要なPCやレンダーファーム用サーバーのパーツの一つ目は、CPUです。

CPUは、パソコンやサーバーの中でメインのパーツです。

 

通常のパソコンでレンダリングを高速化するには、インテルの「Core i」シリーズの現在の最上位モデル「Core i9」を選択することがおすすめです。

レンダーファーム構築の場合も高スペックCPUが必要です。

スペック②:メモリ

レンダリング高速化に必要なPCやレンダーファーム用サーバーのパーツの2つ目は「メモリ」です。

CPUがエンジンだとすると、メモリはサブエンジンに当たります。

レンダリングを高速化するには、メモリを増設しましょう。

スペック③:SSD

レンダリング高速化に必要なPCやレンダーファーム用サーバーのパーツの3つ目は「SSD」です。

SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)は、一昔前のHDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)よりも高速化された記憶装置です。

こにPCやコンピューター上のすべての情報が記録されます。

レンダリングのスピードを上げるには、HDDよりもSSDを導入しましょう。

スペック④:GPU

レンダリング高速化に必要なPCやレンダーファーム用サーバーのパーツの4つ目は「GPU」です。

GPU(Graphics Processing Unit)は、別名「グラフィックボード」「グラフィックカード」「ビデオカード」などの呼び方があります。

 

CGなどをCPUで処理するとPCやコンピュータ全体に負担がかかるため、GPUを映像処理専門のパーツとして利用します。

レンダリングソフトによっては、GPUでの処理に対応したものが販売されています。

ただ、場合によってはCPUのみでレンダリング行い、GPUは必要ないこともあります。

スペック⑤:電源

レンダリング高速化に必要なPCやレンダーファーム用サーバーのパーツの5つ目は「電源」です。

レンダリングのスピードアップのためにPCやコンピューターのスペックを高くしていくと、より多くの電源が必要になります。

特に、複数台のPCやサーバーを導入した場合、電源工事が必要です。

レンダーファーム・サーバー構築の必要要素とおすすめメーカー

先ほどお伝えしたように、自社でレンダーファームを構築するにはサーバー用のPCやコンピューターを購入します。

専用のサーバーがあれば、レンダリング処理を行っている間に次の3DCGなどの制作に取りかかれます。

 

レンダリングサーバーやレンダーファームを使ってレンダリングを高速化するには、作業の重さによってはサーバーを複数台用意する必要があります。

サーバー用コンピューターは、コンシューマ向けのPCでよく使われているCore iシリーズのCPUではなく、「Xeon(ジーオン)」と呼ばれる専用のCPUが利用されています。

最新のXeonは、「Hewitt Lake」というラインが用意されています。

それでは、サーバーを販売するコンピュータメーカーを2社紹介しましょう。

①DELL(デル)

デルは、アメリカ合衆国のパソコン・サーバーメーカーです。

日本国内ではNECや富士通などのシェアが高いですが、国際社会全体で見るとデルのPC・サーバーのシェアはトップです(2019年度、ワークステーションのシェアで世界第1位)。

 

主に法人向けに販売をしており、企業や教育機関で大量にパソコンやサーバーが利用されています。

また、個人向けにもリーズナブルPCシリーズを製造しています。

レンダーファームを構築するには、同社の「Power Edge」サーバーシリーズを導入するのがおすすめです。

②Hewlett-Packard(ヒューレット・パッカード)

HP(ヒューレット・パッカード)もアメリカのPC・サーバーメーカーです。

HPとDELLは、国際社会全体でシェアトップの争いをしています。

法人向け、個人向けともに販売を行っています。

レンダーファームを構築するには、HPのサーバーシリーズも向いています。

クラウドのレンダーファームサービスを使う

レンダリングのスピードを改善するには、先ほどお伝えしたようにパソコンのスペックを上げたり、独自でレンダーファームを構築することになります。

ただ、高いスペックのパソコンは金額が高い上に、パーツの増設などを行うには高度な技術が必要になります。

また、レンダーファームを自社内で独自に構築するにはさらに高い技術が求められます。

 

そこで、私たちが運営するサービス「Render Pool(レンダープール)」を含め、クラウド型のレンダーファームサービス(レンダリングサービス)」を利用するという方法があります。

レンダーファームのサービスは月額の費用などがかかりますが、PCパーツの増設やレンダーファーム構築に比べて非常に簡単な作業でレンダリングを高速化できます。

レンダーファームを提供している企業があらかじめ複数台のレンダリング用サーバーを用意しているため、簡単な作業で3DCGレンダリングなどのスピードアップが可能です。

まとめ

レンダーファームについて解説しました。

レンダリングの高速化は自分自身で構築する方法もありますが、クラウド型のサービスを利用すると多くの手間が省け、申し込んだ時点から業務を効率化できます。

 

Render Poolでは、1,000台以上のGPUサーバーを用意しており、場合によっては何時間もかかるレンダリングを数分に短縮できます。

また、1クリックでの簡単なアップロードにも対応しています。

ぜひ、快適なレンダリングをお楽しみください!