ProRenderとRender Poolの使い方【第1回:導入編】


by inoue

6月 13, 2020

AMD Radeon™ ProRender for Maya® を導入し、Render Pool にてクラウンドレンダリングするまでのやり方を3回に分けて、ご紹介していきます。

第1回目は【導入編】ということで、Autodesk Maya に ProRender を導入していきます。

 

AMD Radeon™ ProRender については、こちらをご覧ください。

Render Poolについては、こちらをご覧ください。

ProRender のダウンロードとインストール

Maya用の ProRender プラグインを AMD Radeon ProRenderのダウンロード ページ から無料でダウンロードすることができます。

Windows、MacOSともにサポートしています。

ProRender用のシェーダーを使用した、種類豊富な Material Library もありますので、こちらもダウンロードしておきます。

ProRender のダウンロード

AMD Radeon™ ProRender Downloads より引用

 

ダウンロードしたRadeon ProRender for Mayaのインストーラーを起動し、画面の指示に従ってインストールします。

ProRenderのインストールが完了後、Material Library もインストールします。

MayaでProRenderを使用する

Mayaを起動するとメニューバーとシェルフにRadeon ProRenderの項目が追加されます。

このメニューとシェルフから ProRender 専用のライトや各機能を使用することができます。

これらがない場合は「Plug-in Manager」 から「RadeonProRender.mll」を有効にします。

「Plug-in Manager」 から「RadeoProRender.mll」を有効にする

「Render Settings」を開き、Render Using を「Redeon ProRender」に変更します。

これでレンダラーとして、ProRender を使用する準備が完了しました。

先ほど、インストールした Material Library はメニューバーの 「Radeon ProRender」→「Radeon ProRender Material Library」から Material Browser を開くことができます。

使用したいマテリアルをダブルクリックすることで、そのマテリアルと付随するテクスチャなどが生成されます。

テクスチャの生成

まとめ

MayaでPro Render を導入する方法をご紹介しました。

このように無料で簡単に高品質なレンダラーを導入することができます。

ぜひお試しください。

次回は、ProRenderの機能を使用したシーン構築を紹介します。

 

※このブログは向井秀哉氏に寄稿頂きました。